
QuickPass PRO の概要
今日、インターネットはものすごい勢いで普及・発達を遂げています。
その原動力となっているのは、情報発信と情報へのアクセスに於ける従前のメディアにはなかった「自由さ」でしょう。
しかし「自由」であることは、「安全・確実」であることと、しばしば二律背反の関係を生みます。
またインターネットは初期実験段階を終え、これからはサービスやコンテンツを充実して行く方向に向かっています。
そうなれば、もはや何でもかんでもアクセス自由でタダ、というわけには行かなくなると思います。
例えば本や雑誌を買わなければ得られないようなコンテンツも、これからはインターネット上で見ることができるようになるでしょう。
しかし出版物ならお金がかかる内容も、インターネットならすべて無料、というわけには行きません。
本格的な情報を得るためには、それに対する対価を支払うことになります。
しかも物を買うオンラインショッピングと違い、情報やサービスに定期的にアクセスするためには、
あなたが正当な購読者であることが証明されなければなりません。それが「ユーザー認証」です。
最近ではまた、NIFTY SERVE のようなパソコン通信の膨大なコンテンツがインターネットを通してWWWブラウザ上で利用できたり、
メールソフト無しでもWWWブラウザ上で自分用のメールを読み書きできるサイトも登場しています。
有料・無料にかかわらず、正式入会した会員にのみアクセスを与える会員制サイトも増えています。
これからは、銀行の預金チェックや口座振込、病院のカルテのような自分の個人情報にもインターネットでアクセスできるようになるでしょう。
「インターネットはすごい!」と思われる反面、セキュリティの問題もあります。
大切な個人情報を他者の不正アクセスから守るために、自分であることの証明として、IDやパスワードの入力によるユーザー認証は欠かせないのです。
ID(ユーザー名)もパスワードもあなた自身を証明するものですが、IDにはさほど秘密性が無く、また原則として変更されないのに対し、
パスワードは秘密性が高く、普通は変更可能です。パスワードの役割は銀行の暗証番号に似ていますが、
暗証番号と違って数字のほかに英字や記号を使用でき、また4桁以上を設定することができます。そして頻繁に変更することができます。
つまりそうすることで、セキュリティを高めているのです。
セキュリティ上パスワードには英数字と記号を用いた複雑なものを使い、また、こまめに変更することが好ましいとされます。
そうすることでパスワードを他者に盗用される可能性が非常に低くなるからです。
ところが、難しいパスワードは使う本人にとっても覚えにくく、また入力しづらいという問題があります。
しかもパスワードは普通、「*****」のように伏せ字で表示されるため、正しく入力できたかどうか自分で確かめることができません。
SHIFTキーの押し方が中途半端なだけでも誤入力になることがありますが、送信して反応が返ってくるまで入力ミスに気づかないのです。
繰り返し間違ったパスワードが送信されると、その人のアカウントが使用停止にされてしまうことがあります。
これはハッカーによる「試し打ち」への防止策です。だからパスワードに関する限り、
「間違えたら、何度も入力し直せばいい」という世間の常識は通用しません。ただでさえパスワード入力は面倒なのに、
覚えにくい暗号を間違えずに入力しなければならない。これは困ったことですね。
その結果、パスワードには覚えやすい言葉を使い、どこでも同じパスワードを使い、パスワードの変更なんてほとんどしたことがない、
こんな人がけっこう多いようです。それどころか「パスワードを求めるような面倒なサイトにはアクセスしない」という消極主義も生まれてしまいます。
こうした矛盾をなんとか解決したいと考えて開発したのが QuickPass PRO です。
QuickPass PRO は様々なパスワードをIDとセットにして登録管理し、英数字や記号を使った複雑なパスワードもランダムに自動生成するだけでなく、
高度な自動入力機能により、最初は入力したいデータを選択して「実行」ボタンを押すだけで、
その後は「自動」モードにしておけば QuickPass PRO が対応データを探し出して実行先フォームにID・パスワードを自動入力してくれます。