
最新版 QuickPass PRO ついて
− 現在公開中の最新版についてのお知らせです −
概要
QuickPass PRO は1998年12月の初版リリース以来、多くのユーザの方々にご利用いただき、反響も時を増すごとに大きくなってきました。
まことにありがとうございます。
これまで QuickPass PRO はパスワード自動生成機能とID・パスワードの自動入力機能という便利さが特に注目され、評価いただいていますが、
扱うデータがIDやパスワードという極めてデリケートな情報であることを鑑みますと、ただ便利であるだけで十分とは申せません。
主要ダウンロードサイトや検索エンジンに於いて QuickPass PRO がセキュリティツールに分類されている点から申しましても、
データのセキュリティをいかに安全に守るかということが課題となっていました。
この点を検討した結果、これまでレジストリに登録していたデータをバージョン2.60からはファイルとして保存する方法に変えることにしました。
これにより、自分の登録したデータがどこに保存され、データ保全のために何を守ればよいかをユーザ自身が知ることが出来ます。
「よくわからないけどシステムに記憶されているらしい」では、本当の安心は得られませんから、自分のデータは自分で守る、という方針を徹底するわけです。
でもファイルでは、データが丸見えにならないか?ご安心下さい。QuickPass PRO はデータをファイルに保存する際、
448ビットの Blowfish 鍵でデータ全体を暗号化します。
Blowfish は著名なセキュリティ・テクノロジスト
Bruce Schneier 氏によって開発されたライセンスフリーの暗号アルゴリズムで、
64ビットブロックの対称暗号方式、鍵長最大448ビットを仕様とし、極めて堅牢でありながら DES や IDEA よりも高速なのが特徴です。
QuickPass PRO では、個々のデータ毎ではなく、データ全体を暗号化してファイルに記録します。IDやパスワードというデリケートなデータだからこそ、
トップクラスのセキュリティが求められるわけです。
と言うと難しく思われるかも知れませんが、ユーザが暗号化のために何か特別なことをしなければならないということは全くありません。
データの暗号化と復号化は QuickPass PRO が瞬時に自動で行うので、普通のファイルを開くように QuickPass PRO を起動すればよいのです
(但し第三者の目から守るためには、起動をパスワードでロックする必要はあります)。
QuickPass PRO に登録されたデータは .qpp という拡張子を持ち、独自のアイコンを持つ一意のファイルに記録されます。
QPP ファイルのアイコンをダブルクリックするか、QuickPass PRO のアイコンや画面上にドラッグ&ドロップすることにより、QuickPass PRO が起動し、
データが復号されて読み込まれます。1つの QPP ファイルには複数のデータを登録できますが、更に用途に応じてファイルごとに異なる種類のデータを登録できますし、
1台のコンピュータ上で複数のユーザが QuickPass PRO を使い分けることも(起動はパスワードで管理)可能となります。
これまでもバックアップファイルへの保存・読み込みにより、データを使い分けることは可能でしたが、データを保存し、区別するだけでした。
QPP ファイルはデータのみならず、起動時のパスワードや表示形式、ウィンドウのサイズなど、ファイルごとに完全なカスタマイズが可能です。
またバージョン2.60でも旧形式のバックアップファイル作成と読み込みをサポートします。セキュリティアップだけでなく、
使いやすさの面の向上も実感されると思います。
更にバージョン2.60からは付属ツールとして、任意のファイルを暗号化ファイルに変換する機能を実装します。
一般にファイルへのアクセスをパスワードで制限しようとした場合、ファイルの関連づけをトラップしただけでは他のプログラムからの読み込みを完全に制限することは出来ません。
QuickPass PRO はプライベート化したいファイルを暗号化し、拡張子 .loc を持つファイルに変換します。元に戻したい場合はファイルごとに設定したパスワードを入れることにより、
復号することが出来ます。
2000年11月10日、バージョン2.61をリリースしました。下のリンクからダウンロードにお進み下さい。